2013/12/01

栗のパティスリー&和菓子を披露           Présentation des gâteaux à la base de châtaignes

ASFJA1130日(土)、パリ日本文化会館で“秋を食べる”と題した第2回デモンストレーションを行いました。

テーマは『和菓子七変化 和から洋へ-栗』。当アソシエーション会員でマルニエ・ラポストル社(グランマルニエ)に勤務するパティシエ松谷治代が講師を務め、日本とフランスの栗の違いを説明しながら、和のテイストを加えたモンブランと、栗を使った日本の伝統菓子2品を紹介しました。

左が日本の栗、右がフランス(アルデッシュ地方)の栗。
日本の栗の方が大きいですね
モンブランは、サブレ・ブルトンにアーモンドクリーム、メレンゲ、クレーム・シャンティイ(生クリーム)、マロンクリームを重ねたフランスの伝統的なパティスリーです。今回は、サブレの上にユズのジャム、マロンクリームにはユズのジュースとグランマルニエ(オレンジとコニャックのリキュール)をプラス。栗のやさしい甘さに、柑橘のさわやかな風味が口の中で広がるモンブランに仕上げました。

               


和菓子のひとつめは「栗の渋皮煮」。4日間かけて煮込んだ栗は、皮に含まれるタンニンのよって真っ黒に! 参加者のフランス人の皆さんは、渋皮ごと味わうのは初めてでしたが、ほんのり心地いい苦さが好評でした。

もうひとつは「栗きんとん」をご紹介。フランス製のマロン・クリームやペーストよりも甘さが控えめなので、栗そのものの味をじっくりと味わっていただけたと思います。

栗きんとん

渋皮煮

今回もご協力いただいたパリ日本文化会館の皆様、ご来場くださった方々にお礼申し上げます。次回は2013年3月を予定していますので、お楽しみに!



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